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安さで選んだクラウドに失望していませんか?導入前に知りたかった高品質クラウド「c9(シーナイン)」を詳解
- 公開日: 2012年2月7日 10:25
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次々と新規事業者が参入するパブリッククラウド市場は、今まさに百花繚乱の時代、と言いたいところだが、その実態は必ずしも明るくないようだ。クラウド事業者の多くが、自社の強みを生み出せないまま低価格競争に疲弊し、ユーザー企業も価格重視で選定した結果、クラウドのメリットを引き出せずにいる。そうしたなかで特徴的なサービス展開を見せるのが、ブロードバンドタワー(以下、BBTower)の「c9」である。本連載第1回で同社小林社長が「サービス品質重視のクラウド」と語ったc9のフォーカスポイントは、「顧客の成功」にある。その実現に向けて同社は社内体制から見直し、「プロフェッショナルサービスグループ」という精鋭チームを設立した。この新チームとc9について、BBTower プロフェッショナルサービスグループの深澤斉之マネージャーに聞いた。
多様な顧客ニーズに全力で応える精鋭チーム
急速な広がりを見せるクラウドサービス。そのメリットは、IT機器を所有しなくともネットワーク越しにコンピュータリソースを柔軟に利用できるということだ。だが、その柔軟性とは「必要な時に必要なだけ利用できる」ことを意味しており、サービスメニューの範疇を超える要望には対応できなかったり、できたとしても多額のSI費用が発生したりするケースが少なくない。
「固定化されたサービスメニューだけでは、多様化が進んだ今日のお客様のニーズに応えるのは不可能です」と、深澤氏は断言する。同氏が所属するプロフェッショナルサービスグループ(以下、PSG)は、昨年就任した小林社長が指揮を執った組織改編で誕生した新チームである。本連載第1回で紹介したように、小林社長は「スピード感と真の顧客視点を持ったサービス提供」を目指して同社の改革を進めており、PSGはその目標を達成するための精鋭集団だ。
「PSGの狙いは、サービスメニューの枠組みを捕らわれない柔軟なサービス提供にあります。お客様のビジネスのゴールに向けて、インフラ構築からITシステムの開発、運用、拡張まで、ワンストップで提供します」(深澤氏)
10年以上にわたるインフラ運用の実績やノウハウ、小規模から大規模まで多くの構築案件を受注してきた技術力。こうしたBBTowerの強みを存分に活かして、PSGは、多様な顧客ニーズに対応するための提案を行っている。その提案の基盤となるのが、2011年10月より同社が提供を開始したクラウドサービス「c9(シーナイン)」である。
c9のフォーカスは「顧客の成功」にあり
BBTowerは、c9を「クラウド時代に生きるすべての企業のニーズに応えるクラウドサービス」と位置付けている。インフラ、プラットフォーム、アプリケーションの提供はもちろん、ニーズに応じた開発や運用、顧客のポリシーに基づいた監視やサポートまで、幅広いITサービスを柔軟かつ迅速に提供する。
c9の導入プロセスは、コンサルティングから始まり、導入企画・計画、要件定義、設計、アプリの実装、テスト、移行、導入とつながる。そのプロセスの中でPSGは、コンサルティングという最初期の段階から関与し、最適なシステム導入をワンストップで導入できるように最前線に立つ。
「目の前の要望に応えるのはもちろんのこと、3年後、5年後のビジネスを見据えて、お客様のビジネスの成長にとって最善の提案を行います」と深澤氏。顧客のビジネスプランに最適化したインフラ構成はもちろん、運用手順や拡張計画まで、手厚い提案で企業の成長を支援する。
加えて、同社では、1案件につき1人の専任SEが担当として常に顧客との窓口になるとう方針を取っている。通常、顧客窓口は営業担当者が務めることが多いが、専任のSEを置くことで技術的な問い合わせもスムーズに対応することが可能となる。さらに、この春にはサポート部隊を再編成して、専任SEが不在の場合でも対処できるチーム制を構築する予定だという。
「過剰な価格競争の中でクラウドプロバイダーは、低価格化の代償として運用やサポートを犠牲にしています。お客様にとってもサービス価格が安いに越したことはないでしょうが、そうしたサービスで最終的に満足してもらえるのでしょうか」と、深澤氏はクラウドサービス市場の価格偏重傾向に意義を唱える。
「当社は、低価格化競争に与するつもりはありません。もちろん、お客様の負担をなるべく抑えるように価格を下げる努力は以前から行っていますが、われわれが重視するのはお客様の成功です。お客様のビジネスが成功して継続的に収益を生み出せるように、c9の運用やサポートに全力で臨んでいます」(深澤氏)
多様な要望に応える基盤となる「c9」サービス群
c9では、あらゆる顧客ニーズに応えることを目指し、インフラ基盤となるHaaS(Hardware as a Services)、IaaS(Infrastructure as a Service)から、業務の効率化を直接的に支援するSaaS(Software as a Service)にまで渡り、幅広いサービスを用意している。メニューに捕らわれない提案を信条とするPSGにとって、c9のサービス群は個々の提案を支えるフレームワークという位置付けだ。以下では、c9を構成するサービス群を紹介していく。
c9コンポーネントサービス
「c9コンポーネントサービス」は、1000種類以上のコンポーネントからニーズに応じて構成を選択できるパブリッククラウドサービスだ。サーバーやストレージ、ミドルウェア、ネットワーク構成や監視サービス、オペレーションサービスなどを自在に組み合わせて利用することができる。メニューはベースサーバとアドオンから構成されており、顧客ごとのニーズに応じた規模、性能のシステムをクラウド上で柔軟性を持って実現する。
c9インテグレートサービス
「c9インテグレートサービス」は、物理サーバーを使ってプライベートクラウドを構築したいというニーズに応えるサービス。セキュリティポリシーの制約などから自前の物理サーバーを自社もしくはデータセンターで運用しなければならないケースもある。通常、こうしたプライベートクラウドの構築はSIと同様で、導入コストが跳ね上がってしまうが、c9であれば、長年の実績と蓄積してきたノウハウにより、サーバーの仮想化、プライベートクラウド構築も、柔軟にしかも低コストで実現することが可能だ。
「コスト面や運用面を考えたとき、あるいは運用ポリシーなどの兼ね合いで、パブリッククラウドを利用するよりも廉価なサーバーを購入するほうが良いケースもあります」と深澤氏。顧客のニーズに応じて、パブリッククラウドだけでなくプライベートクラウドの利用も視野に入れた柔軟なインフラ提案こそが、PSGの真骨頂と言える。
c9ストレージサービス
ネットワーク経由で利用できる大容量ストレージサービスが「c9ストレージサービス」だ。DR(ディザスタリカバリ)に対応した分散型の大容量ストレージで、東京、大阪、その他地域に分散して配置された大容量のストレージを低価格で提供する。最小1TB単位からの利用が可能で、データ量の増加にあわせて柔軟に容量を拡張することができる。
一般的なファイルサーバーとしての利用が可能な「FS/S(CIFS)」、Webアプリケーションから利用できるREST API型のオンラインストレージとしての利用が可能な「FV/S(REST API)」があり、「FS/S」では、顧客のシステム環境とc9ストレージサービスとを安全に結ぶプライベート接続も提供している。
c9ホスティングパッケージ
「c9ホスティングパッケージ」は、コストを最小限に抑え、手軽に導入できるクラウドサービス。柔軟なシステム構成と、コントロールパネルでの構成変更に対応したスピーディなオンデマンド性が特長だ。コンポーネントサービスとは異なり、あらかじめ用途を想定したパッケージメニューを提供することで、1日133円からという低コストでの利用(最小スペックの場合)が可能となっている。なお。提供開始は2012年春の予定。
SaaSのラインアップも拡充へ
2011年11月には「c9 SaaSサービス」の第一弾として、「c9 KC.COM(ケーシーコム)」の提供を開始した。「c9 KC.COM」は、企業の経理会計部門が今までは手作業、または高価なシステムやサービスで行っていた入金消込業務をクラウドサービスとして提供するもの。入金消込業務を低コストで自動化する。
さらに間もなく、「c9 Shake hands(シェイクハンズ)」をリリースする。SaaS型ソーシャル名刺管理サービス「Shake hands」をベースに、機能拡充をしたサービスとしてリリースされる予定だ。これらのSaaSサービスも「c9」クラウドサービスの1つとして提供される。
このほかにも、長年の運用実績を誇るデータセンターサービス、キャリアフリーの回線提供、スケールアウト方式の高い拡張性を実現した「EMC Isilon」ストレージ環境の構築、IT機器販売など、BBTowerではさまざまな事業を展開。これらの全リソースを利用しながら顧客ニーズに応えるのが、PSGの役割である。
最後に深澤氏は「導入すればそれで終わりというつもりで、c9の提案を行ったことは一度もありません。これからもお客様に喜んでBBTowerを使い続けていただけるよう、提案からサービス開発、運用、サポートと、どの領域にも全力を注ぐつもりです」と意気込みを語った。
問い合わせ先
ブロードバンドタワーインフォメーションセンター(法人向け)
Tel:03-5573-8177 Fax:03-5573-4460
E-mail:c9-info@bbtower.co.jp
URL:http://c-nine.jp
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